• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第36章 私立リアリン学園!14時間目~ロベール~




「さっきの国を滅ぼしてしまった王様ですけど、若くて未熟だったのなら、彼の周りには優秀な側近がいたんじゃないですか?それでも国が滅んでしまったのは、王様一人のせいではないと思うんですけど」


「傲慢でおごり高ぶって、家臣や国民の声に耳を貸さなかったそうだ。あまりの結末の悲惨さゆえ、若かったからという言い訳では到底済ませられない」


悲惨な結末とは、どういうものなんだろう。自分の住んでる国がなくなってしまうだなんて想像もつかない。

苦しそうに顔をしかめているロベール先生を見ていると、まるで実体験だったのでは思えるほどだ。

それほどまでに、この国の事を心配しているのだろう。



「リアリン学園長もそうだったんですか?周りの意見を聞こうともせず、勝手な行動をしていたんですか?」


「そんなことは………ないと思うよ」


「ロベール先生も学園長を支えている一人だったんですよね?今まで、皆で試行錯誤、切磋琢磨して築き上げてきたんでしょ?責任のすべてがトップにあるわけじゃないのに、どうして辞めさせられなきゃいけなかったんですか」







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp