第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編
その間にもレイヴィスのソレは、更に硬さを増して、最大限になり変わっていた。
レイヴィスにつられて、自身の下半身にもジワリと熱い疼きがやってきているのを感じる。
やだ、どうしよう―――。
「おもしろいことになるかなと期待してはいたけど、ここまでとはね」
熱いため息をつきながら、私の髪をクシャリと撫でる。
「そろそろ補習始める?」
「補習?」
えっと………この状況で、そう来る?
膝の間で口を開けたまま呆然と見上げている私をよそに、器用に身なりを整えていく。
―――下着の中に収まりきれないくらい膨れ上がっているというのに?
「古典だよな。今日は総まとめとか?」
「………理解力チェックのテストを作ってきたんだけど。時間ある?」
「いいよ、せっかくだからやる。テストも作ってくるとか。いろんなこと熱心過ぎ」
穏やかに笑うレイヴィス。
腑に落ちないながらも、落ちているショーツを拾い上げ、左足を差し入れ、立ち上がる。
席に座り直し、筆記用具を取り出して、シャーペンをカチカチいわせてる姿をぼんやり見つめる。
あんなに激しかったのに、何事もなかったかのように淡々としているんだよね。
切り替えが早いっていうか………私は、まだこんなに気持ちが高ぶっているのに―――。