第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編
「今度は、俺が教えてやる」
途端に、突き抜けるように、ズンズンと刻まれていく激しいピストンが始まった。
「あぁぁっ、あっ♥」
「喘ぎ声が重要って読んだ?溢れ出るその声が、男をもっとも興奮させるって。当たってる」
「は、あぁっん」
「けど、今はちょっとマズイかも。マインのそんな声、誰にも聞かせたくない」
「ぁん、でも………無理、声、我慢でき、ない」
揺さぶられ、快感に身を任せながら、切れ切れに答える。
「困ったヤツだな。じゃあ、俺が塞いでいてやる」
コツンと額と額が重なって、とっても近くで目が合う。
「ほんと、お前って、カワイイ」
熱い吐息ともに、優しく唇が触れ合う。グチュグチュと混ざり合った唾液でいっぱいの中、もっと、もっとと舌を絡め合う。
たまらなくなって、レイヴィスの背中に腕を回してギュッと抱きしめる。
更に密着が強まって、しっかりと繋がっていることを実感する。
この一体感は、感動ものだ―――!
速まっていく腰の動き。そして、吐く息と鼓動。