第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編
「そんなふうに動かれると………これも勉強の成果?」
「え、やだ、そんなんじゃない、よ。ぁん」
「書いてあったよな。『大事なのは腰の振り』って。読んだ?」
「は、ん。確かに書いてあったけどっ。ここまでスルつもりは、なかったから」
「ふーん。じゃ、勉強不足ってことか」
ククッと腰を強引に揺らされ、内壁を擦られて身体の芯から打ち震える。
「あ、ふぁ♥」
「もっとシテ。マインのイイように動いてみて」
両手でユラユラと優しく腰を揺らし続けられる。そのソフトな刺激でさえも甘美だ。
「あぁん、すっごくイイ~♥」
「うん、イイ。けど、俺は、これだけじゃ物足りない」
立ち上がるレイヴィスに抱えられて、視界が反転する。
真っ白な天井が目に入り、背中に硬い感触を感じる―――。
机に押し倒されたのだ。
性急に覆いかぶさって来た影に、視界を遮られる。
「もう我慢できない」
グズグズに溶けて混ざり合っていたお互いの中心を再び重ねると、じっとしているだけで痺れるような心地よさだ。