第35章 私立リアリン学園！～レイヴィス～　情熱編

「笑わないでよ。レイヴィスに悦んでもらいたいの。だから………」


「わかった。じゃ、お手並み拝見。ただし、無理は厳禁」


「ん。うまくできないかもだけど。あと、痛かったら言ってね？」


そう言いながら、速くなりすぎた鼓動を抑えるように深呼吸をして、冷静に思い起こしてみる。



―――あの本に、なんて書いてあったっけ？


『いきなり百パーセントの気持ちイイポイントを攻めるのではなく、徐々に攻めていくという焦らしが必須』


あ、そうか。忘れてた！

つい、勢いのままに向かっていってしまったけど、こんなんじゃダメ。やり直さなきゃ。

まずは………。

もう一度、レイヴィスの脚の間に顔をうずめる。


チュッ、チュッ。


唇をすぼませて前へ弾くようにサオの部分に軽くキスをしていく。わざと大きなリップ音を立てて強調してみると、なんだかとってもイヤラシイ感じ―――。

今度はそっと側面を唇の先で挟み、舌でペロペロと舐める。

唇で挟む強度を変えながら、少しずつ左右に動いていく。

そうしながら、そそり立ったモノを右手で持ち上げ、徐々に下へと舐め進み、たどり着いたフクロを舌の中央でベロリと舐めあげる。

舌先でツンツンと突っつきながら、左手を下に添え、転がすように軽く手のひらを動かす。