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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編




「太宰先輩、本を読んでる場合ですか。テストが近いですよ。勉強した方がいいかと。俺と同級生になりたいのですか?」


「ん?そういうのもいいね。そのうち、アルバートの方が先輩になる日が来るかもねえ」


「………」


ゆったりとした笑顔で、相変わらず呑気な受け答えをしている。


「またテスト明けにでも対戦しませんか。こないだは勝負がついていませんからね」


「いいね、マイン先生がどこまで上達したか見たいしねえ」


「え、私?ルールの本読んだだけだから、上達なんてしてないし!」


「そう身構えなくても、あなたにはさほど期待してませんから安心してください」


「期待してないって、失礼なっ」


アルバートに向かって、ブウッとむくれて見せる。







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