• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編




~成果~





補習が終わってまだ時間があったので、かるた部に顔を出すことにした。いつものとおり、太宰さんしかいない。お決まりの場所でキッチリと正座して本を読んでいる。

下校時刻近くにアルバートがやって来たので、借りていた本を返そうと、鞄を開ける。

競技かるたの本とさっき借りた四季報が並んでいる。

………そういえば、レイヴィスは、なんでさっき本を戻したんだろう?貸すのをやめようと思った?

そんなわけないよね。

なんだか腑に落ちないけれど、気のせいかと思い直す。



「本、ありがとう。すごくわかりやすかった」


「お役に立てて何よりです。あれから変わりありませんか」


授業で会ってはいたけど、こうして話すのは、停学が明けてから初めてだ。


「私は大丈夫。アルバートは?」


「俺も変わりないです。マイン先生は、もう何か調べようとしていないですよね?」


「うん。だから心配しないで」







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp