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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第35章 私立リアリン学園!~レイヴィス~ 情熱編




「今日は早いね。そんな慌てて、どうし………」


「マイン、お前が好きだ」


「………!?」


一瞬、何を言われたのかわからなくて、ポカンと口を開けたままレイヴィスを見つめる。

すぐ横に回り込まれ、机と椅子の背もたれに手を置き、囲むように上から見下ろされる。

ためらいながらも斜め上へ顔を向けると、レイヴィスの前髪が頬に触れた。



近すぎるぅっ。



すごい勢いで鼓動が速くなっていく。



「そんなの………困るよ」


やっと声を絞り出す。思わず口をついたのは、否定的な言葉だった。そう言いながらも、嬉しくて頬が緩んでいってしまう。



「困ってるって顔してないけど?」


レイヴィスの手が、熱くなった頬に触れる。



「俺のことどう思ってる?」


「どうって………」


「好きだろ?」


「………っ」


熱を帯びた、まっすぐな瞳に射抜かれる―――。



「俺とつきあってほしい。返事は?」


「………」


「断る理由ないだろ。教師と生徒だからってのは却下だから」







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