第33章 私立リアリン学園!~アルバート~ 情熱編
ヒラヒラとしたヒダを口に含み、指を差し入れていた熱い部分に舌をねじ込む。
逃れようと身をよじるリリカを押さえつけて、存分に味わう。
挿入れたい、挿入れたい、挿入れたい――――――!!
頭の中が、どうにかなってしまいそうだ。
も、もう、我慢の限界だっ!
ガバリッと起き上がり、素早くネクタイを外し、シャツを脱ぎ去る。
生まれたままの姿になるのに、五秒もかからなかった。
猛々しく天井に向かっている俺自身をなだめるように手を添える。
リリカのグジュグジュのトロトロの入口に先端をあてがおうとするも―――。
「す、少しだけ待ってもらってもいいですか?」
この言葉を発したのはリリカではない、ほかならぬ俺だ。
「はい?」
ソノ時を待ちわびていたであろうリリカが、怪訝な顔つきで俺を見あげている。
当然の反応だろう。
俺だって、この流れのままに身を任せたい。しかし、それではあまりにも無責任だ。
「いくら婚約したといえど、結婚前に妊娠というわけには、さすがにマズイですよね。あの、すぐに………さ、探しますので」
話しながら、ベッド横にある机の引き出しを開け、中を探る。
ここにあることは確実だ。し、しかし、メガネがないと探せないとは………。
焦りながらも、手探りでなんとかソレを見つけ、封を切る。