第33章 私立リアリン学園!~アルバート~ 情熱編
『キスまで』の決意が、なし崩しになった今、素早く次の線引きをする。
リリカの生オッパイが見たい。
ここまで来たのだから、どうしても見たい。
本当にそこまでだ。
『ブラジャーを外す』そうしたら、終わりにする。
自分で自分に納得させて、次なる目標に向かう。
まずは、肩紐を下げるべきか?
そうだ、ブラジャーのホックは後ろだ。ここは、順序よくいくべきだろう。
背中に手を回し、ホックを探る。すぐに留め具にたどり着いたのはいいが、これは、どうしたら外れるのだろうか。なぜ、こんなに金具が小さいのだ?
これを見ずにして外すのは、不可能に近い。
力任せに引きちぎるわけにもいかない。
モタモタしていると、リリカが背中を浮かし、身体を逸らした。その動作で、密着していた背中とブラジャーとの間に空間が生まれ、少し手をかけただけで簡単に外れた。
ほっとしたのもつかのま、プルンと目の前にたわわなオッパイがこぼれだしてきたのだ―――!!