第4章 ピアノレッスン~シド~
「確かに………狭ぇな」
両腕を腰にまわし、私を抱え上げるシド。
脚を大きく開かされ、シドを跨ぐ格好で膝に座る。
改めて向き合うと、なんだか恥ずかしくなって俯く。
「あんま、煽るなよ」
「………そんなつもりじゃ、ないよ」
「ああ、わかってる」
シドは、私の手を取ると自分のシャツのボタンを外すよう、促す。
私は、震える指先で、ゆっくりとボタンを外していく………。
露わになっていく、シドの厚い胸板にドキドキしながら。
シドの視線を受けて、自身の蜜壷が潤っていくのを感じる―――。
パサリとシャツが床に落とされると、それを合図のように、シドは、私の首筋に唇を寄せる。
チュッ、チュッと短い音を響かせて、首筋から鎖骨へとキスを落とす。
そのソフトな刺激が、たまらなく心地良くて。
それに反して、もっと強い刺激を欲してる自分が、フツフツと沸いてきて………。
そうしながら、シドの左手は、私の右手首を掴み―――。
自身の中心へと誘う。
導かれるままに手を差し入れ………やがて、シド自身へと、たどり着く。
それは、熱くて大きくて、硬くて―――。
私を、求めている。
ためらいながらも、そっと触れると、シドはビクリッと身体を震わせ、ソコは更に大きさを増す。
ゴクリと唾を飲み込むと、私はシド自身にしっかりと指を添える。
「………っ」
シドの熱い吐息を、首筋に感じる。
キュッと手に力を込める。
私は、その手を緩めると、また力を入れてみる。
「それも悪くねえが………」
シドは、そう呟きながら、私の手に手を重ね、上下に動かす。
その手の動きに習って、私はシド自身を擦り始める。
「は………っ、上出来だ」
私の手から離れたシドの左手は、そのまま私の蜜壷へと入り込む。
クチュッ。
応えるかのように響く、水音。
シドの親指が蕾に触れる。
同時に中指で割れ目を滑り、私のイイトコすべてを覆うように触れられる。
上下に擦られる度に、腰が浮いてしまう―――。