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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第4章 ピアノレッスン~シド~




見つめ合うと、どちらからともなくキスを交わす。

唇から、全身に広がっていく甘い痺れ。

私は、目を閉じてシドを感じる。



確かな温もり―――。



だんだんとお互いの息が、あがっていく。

離れては、また、重なる唇。



「ずっと、このまま………離さないで」



私は、自分からシドの唇に唇を重ねる。

絡み合う、舌と舌。

狂おしいくらいに、激しく、求め合う。



「………ん、………っあ」



「マイン」



私の名前を囁くシド。

こんなに間近で、聞こえる―――。



ドレスの肩紐をシュルリと外され、シドの骨ばった指が鎖骨をなぞる。

私は、シドにされるがままに………ゆっくりと胸を包まれ、優しく揉みしだかれる。



「ぅ、ん………」



やがて、シドの指が先端に触れ、親指と人差し指で摘まれる。



「ん、や………ぁ」



「や、じゃねえだろ。こういう時は、もっと、だろ」



そう言うと、私の胸の先端にむしゃぶりつき、強く吸い上げる。



「んぁ………」



熱い舌がねっとりと絡みつき、私を翻弄する。

チュクチュクと音をさせて、シドは激しく吸い続ける。

頭がクラクラとしてくる―――。

執拗に先端を舐められ、吸われたかと思うと、唇で挟まれ、引っ張られる。



「ふ、ぁ………んっ」



もう片方の胸は、シドの手の平によって、大きく形を変える。

時折、先端を刺激され、意識がとんでしまいそうなほどの快感に、全身が震える。

身体を仰け反らせると、シドが私の背中に手を添え、長椅子に横たえようとするけれど………。



「んっ、シド、それ………無理っ」



2人で座るのも、やっとなのに。

私は、慌ててシドの胸を押し返す。



「今更、場所変えてとか、言う気か?」



「そうじゃ、ない………けど、あっ、ん!」



再び口に含んだ先端に歯をたて、甘噛みされる。







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