第31章 私立リアリン学園!~イケヴァン・アーサー&伯爵~ 情熱編
奥深くにアーサーのモノを受け入れ、ヒクヒクと痙攣が始まる。
こ、こんなに入っちゃうものなの?
………ギュウギュウの質量が、苦しい。
いつのまにか、息を止めていたことに気づき、大きく肩で息をつく。
「コッチは、初めて?」
「あたりまえでしょ!あ、んっ、なんか、変な感じぃ。やだ、お願い、抜いて」
「俺は、すっごくイイよ。これからマインもヨクなっていくから、もう少し辛抱して?」
「む、無理ぃ。痛、いし」
「マインのハジメテ、いただき~」
はしゃいだアーサーの声が耳の後ろで聞こえる。こっちは、それどころじゃないってのにぃ。
私を気遣った控えめな腰の動き。だんだんと馴染んでいくのを感じるけれど、それでも痛みは引いていかず、涙が溢れてくる。
「マイン、泣かないでおくれ」
目の前の伯爵が、私の涙を親指で拭ってくれた。
優しいな、なんて思っていると。
両膝をグッと掴まれ、開かれた身体に影ができ―――あらわになった蜜壷は、伯爵のモノで一気に貫かれていた。
「は………んっ、ぁ!?」
状況が、うまく把握できない………。
後ろからと前からのギッチリとした圧迫感。それらが大きすぎて、クラクラする。
「苦しいかい?」
なるべく私に体重をかけまいと、不自然なくらい距離を取って私に覆いかぶさっている伯爵。
とっさに、その首へと腕をまわそうとして、ギュッと縛られているネクタイが手首にくい込んできた。
「痛ぁいっ!」
「「ゴメン」」
上と下から、二人の声が重なる。