第31章 私立リアリン学園!~イケヴァン・アーサー&伯爵~ 情熱編
「ね、アーサー。伯爵がっ」
「んっ、も、イク」
「え?ちょ、っちょっと………あ、ぁぁんっ、やぁ」
さっきよりも、ひときわ大きな喘ぎ声をあげてしまう。
不意打ちに、激しくナカを突かれて、抗えない。
それに―――なにより、熱い眼差しで私を見つめる伯爵の瞳から目を逸らせなくて………。
ねっとりと、絡まるようにアーサーのモノをキュウキュウと締めつけていく。
あ………っん、すっごく、すっごく、感じる―――――っ!!!
「マイン………最高っ、は、ぁっ」
「あ………う、はぁんっ♥」
押し寄せる快楽の渦に、一気に巻き込まれた。
同時に果てた私達は、甘く深い息をついた。
脱力したアーサーの重みを全身で受け止めながら、快感の余韻に浸る。
その間にも、伯爵は微動だにすることなく、じっと私を見つめ続けていた。
やだっ。他の人に見られながら、イっちゃうなんて………。
羞恥心が戻ってきて、ブワッと顔が赤くなっていく。アーサーの影に隠れるように顔を逸らす。
そんな私の顎を掴み、まだ荒い息のまま、顔を上向かせるアーサー。
「見られる方が興奮するなんて、マインって、結構、淫乱なんだね」
「何それ!そんなんじゃないからっ。だいたい、伯爵が入って来たのにアーサーがやめないからっ」
「やめてよかったの?さっきよりも、ずっと気持ち良かったくーせーにー」
「………っ」