第31章 私立リアリン学園!~イケヴァン・アーサー&伯爵~ 情熱編
アーサー&伯爵 情熱編<R18>
~服従~
「ああぁぁぁん、アーサーァ………イイッ、あっ、ん♥」
何度目かの絶頂を、今、まさに迎えようとしていた時だった。
唐突に―――。
カチッ、ガチャリ。
外から鍵の開く音がして。
学園長室のドアが、無情にも開かれた。
え、嘘でしょ―――!?
覆いかぶさるアーサーの肩越しにドアの方を見やると、その場に立っている伯爵と目が合った。
やだ~~~っ!!!
「ア、アーサーッ」
「ん………ゴメン、俺、今、止めらんない。もうちょい、でっ」
「あの、でも………」
ズチュン、ズッチュンッ。
こんなに慌てふためいているというのに、そんな私に構う余裕がないようで、激しい音を立てながら腰を振り続ける。
仕方なく、ソファの上で淫らに脚を開いて受け入れ体勢のまま、伯爵の姿を目で追う。
「お楽しみのとこ悪かったね。忘れ物を取りに来ただけだから、すぐに退散するよ」
優雅な笑みを浮かべながら、私達の前を通り過ぎ、机の引き出しを開けている。
えっと。忘れ物を取りに来ただけって、すぐに退散するって言われても………。
こんな状況見られて、続けられるわけないでしょ!?
アーサーだって、伯爵がいることに気づいてるよね?