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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第1章 皆でお祝い♪ ゼノ様バースデー!



~身支度~





「料理は、俺とアルが運んでおくから、マイン様は着替えてきたら?」

予定していたすべての料理が出来上がり、会場に運ぼうとワゴンに料理を乗せていると、ユーリがそう言った。

「そうですね、ゼノ様のために、綺麗にしてきてください」

「やだな、アルったら。マイン様は、そのままでも充分綺麗なんだから!」

「………なっ!そういう意味で言ったのではない!……プリンセス、あなたは、いつでも、その………とても、お綺麗です」

「え、あ、ありがとうございます」

突然の褒め言葉に戸惑いながらも、お礼を言う。

「はっ………あ、いや………お、俺は何を言っているのだ?」

心なしか顔を赤らめ、慌てふためいた様子で呟くアルバート。
自分で自分の言った言葉に戸惑っている感じが、面白くて………。

「アルって、なーんか、面白いんだよね」

ユーリも私と同じ事を思っていたのか、笑って言う。

「なっ………貴様は!俺に向かって面白い、とはなんだ!」

「ほらー、そういうところが、さ」

また始まった。

クスクスと笑いながら、部屋へと向かう。







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