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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第1章 皆でお祝い♪ ゼノ様バースデー!




しばらくして、遅れてキッチンに入ってきたアルバートが、ケーキ作りにとりかかっている。

あまりにも手際がいいので、感心して見入ってしまう。

「毎年、誕生日のケーキ作りはアルの担当だから。年々、上手になっていってるんだよね」

ユーリが、そんな私に気づいて教えてくれる。

「そうなんだ。なんか、一切無駄な動きがないって言うか………職人さんだね」

「プリンセス、俺に見惚れてしまう気持ちは分からなくはないですが、あまり時間がないので、手を動かしてください」

突然、アルバートが顔もあげずに注意をする。

「あ………すみません」

見惚れてたわけじゃないんだけど、ね。

「アルー、よっく言うよ。さっきまでずっと横断幕とにらめっこしてたのはどこの誰だっけ?」

「なっ………、貴様こそ無駄口叩いてないで、やる事をやれ!」

「はい、はーい♪」



私達3人は、それからも、なんやかや言い合いながら、料理を進めていった………。








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