• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第29章 私立リアリン学園!11時間目~イケヴァン・アーサー~





私立リアリン学園!11時間目~イケヴァン・アーサー~



~イケヴァン アーサー・コナン・ドイル~





あれから、数日が経った。

シドは、順調に回復しているそうだ。こんなに寝てばかりの毎日なのは、人生初だとか。

今回の件について、ジル教頭からは、何も言われていない。クロードもロベール先生も心配することないって言ってくれてるので、気にしないことにしてる。

シドが刺されたのは、私が関わったからではないし。巻き込まれはしたけれど、私は怪我をしていないし、咎められるようなことは何もしていないから。

アーサーには、結局、電話をしなかった。

なんというか………タイミングを逃したって感じで。

電話番号を裏にして、机の前のコルクボードにプッシュピンで留めたままだ。

机に向かう度に気になってはいるけど、電話をする勇気が出ない。

もうきっと、私のことなんか忘れてるよね―――。





そうして、穏やかな学園生活が再び始まった。



今週からは、合唱コンクールが近いので、特別時間割となっている。

合唱練習の時間が多く取られていて、私の担当が多く割り振られてある。

生徒達が自主的に練習をこなしていくので、はっきり言って勉強を教えるよりも楽。

生徒達も生き生きとしているな。

日増しに上手になっていく歌声に聴き惚れてしまう。

いいな、私も一緒に歌いたくなってくるよ!





そんな時だった。

事件は、突然、起こった―――。







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp