第4章 ピアノレッスン~シド~
シドによって、人形のように揺らされている。
やっと自由になった両腕は、なすすべもなく、力なく上下に揺れて………。
「壁に手ぇつけよ。楽になるぜ」
その言葉に、はっとして、言われたとおり目の前の壁にペタリとつける。
途端に身体が安定して、シドとの密着感が増す。
「くっ、いいコだ」
臀部に、シドの大きな手がくい込んでいる。
それと同時に、私のナカいっぱいにシドを感じ―――。
グチュ、グチュリ、と、シドのピストンに呼応するかのごとく音を立てる秘部。
達したばかりの私のナカは、更に敏感になっていて………。
さっきよりも奥を突かれ、その度に、視界が真っ白になりそうなほどの、快感がやってくる。
「あ………ん、も、だめ………あ、また、イッ………あ、ぁっん」
快感の波は、絶え間なくやって来て、私を翻弄する―――。
「ああっ、も………んん―――っ!」
「また、イったか?好きなだけイケよ」
「………やっ、シド、も、お願………っ、アンッ、アンッ!!!」
「感度いいな。で?今ので、イったの何回目だ?」
「んっ、そんなの………わ、わかんな………やっ、あぁっ!」
「次から、ちゃんと数えとけ」
シドは果てしなく律動を繰り返し、やがて―――。