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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第4章 ピアノレッスン~シド~




「はぁ………あ………ん」



身体がふわりと浮いた感覚がして………。

立っているのがやっとなくらい、意識が朦朧としている。



ハッ、ハ―――ッ。



肩で、荒い息をして。



身体中に訪れる充足感と倦怠感。

それが、なんとも心地良くて。

と、同時に、自責の念にかられる。

ああ。

達してしまった―――。



視界がぼやける。

ガクガクと小刻みに震える膝。

上がったままの脚から、力がゆっくりと抜けていく。

も、脚に、力が入らない………。



「おっと」



体勢を崩した私を、シドが片手を腰にまわして支える。

ズルリッと、シド自身が私のナカから抜け………。


―――!!



その瞬間、シドから開放された―――!

そう、思った。



身体をひねり、シドの腕の中からすり抜けようとする。



………だけど。



そんな私を封じ込めるように、強い力で抱きしめられる。

それから、耳全体を口に含まれ―――。





「レッスンは、まだ終わってねえ………もっと、イカせてやる」





ヌチャリッ、と、耳の中でシドの舌がうごめく。

その仕草に、ゾクリと全身が粟立つ。



「お願い………もう、許して」

小さな声で懇願する。



「さっきみてえに思いきり声、出せよ。ここは防音だからな、心配ねえ」



そう言いながら………。

身体を反転させられ、ドレスを腰までたくし上げられる。



「きゃっ、ちょっと………やっ!」



剥き出しにされた臀部を、シドの片手が押し開くように掴んだかと思うと………。

私は、再びシドに貫かれていた―――。







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