第28章 私立リアリン学園！10時間目～ルイ＆イケヴァン・アーサー～

「あっ！もしかして、私も関与してるっての知られてるってこと？」


「おそらくね」


「………大丈夫かなあ」


シドと関わりを持たないこと。それを守れなかったら、クビって、それとなく言われてるからね。



「大丈夫。俺が、マインを守る」



ドキン。



………今、マインって―――。



ルイが、まっすぐに私を見ている。

その熱っぽい瞳は、私だけを見つめている。

なんだか、いつものルイと違う気がする。



どうしよう、そんな目で見られたら、私―――。