• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第26章 私立リアリン学園!9時間目~シド~




~呼び出し~





キンコンカンコン~ ♪



「はい、じゃあここまでをレポートにまとめて、来週月曜に提出のこと!」


「えー!」


1年1組の教室では、帰り支度を始めた生徒達からのブーイングの嵐が巻き起こる。



「マイン先生~、週末に宿題出すと皆から嫌われちゃうよ?」


ユーリが大きく手を上げて忠告してくる。


「嫌われ者、結構で~す。全員必ず提出するように!」


ブーブーまだ文句を言っている生徒達を尻目に、教室を出る。

一日の授業を終えて。

フウッと息をつきながら、廊下を歩き出す。

う~ん、今日も頑張った!

足取り軽く、職員室へと向かう。





角を曲がると、職員室の前にジル教頭が腕組みをして立っているのが目に入った。

と、私と目が合う。

その目つきは、鋭く細められた。



「お疲れ様で………」


「マイン先生、学園長がお呼びです」



強い口調に、私の挨拶は遮られる。



「学園長が?」


私は、驚いて足を止める。


「ええ、今すぐよろしいですか」


そう言って、私の前をサッサと歩いて行く。



学園長に呼ばれてるって………私、何かやらかした?







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp