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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第26章 私立リアリン学園!9時間目~シド~




キンコンカンコン~ ♪





あ~、疲れた。

化学、苦手。

実験とか得意な方じゃないからな。

爆発起こすようなことは、さすがにやらかさないけど、薬品を扱う時は気が張る。

生徒達にも常に気を配っていないといけないし。

とりあえず、無事に終わってよかった。



科学の授業を終え、白衣をひるがえし、理科室を後にする。

しばらく歩いていると。



あ―――!



生徒達の人波の中から、シドの姿を見つけた気がした。

逢いたいって思ってた矢先だから、見間違えてるだけかも?



けど!見間違いじゃないかもしれない!



前向きに、そう思って。

私の足は、もうすでに勝手にシドの姿を追っていた。







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