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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第24章 私立リアリン学園!8時間目~ルイ~




うっわ。

ルイって、こんなふうに笑うんだ―――。



ドキドキが止まらないよぉ。

それでも、目を逸らさずにいる。

そんなルイを、ずっと見ていたい………そう思ったから―――。



と。

ルイの真っ白な頬がほんのりと赤く色づく―――。



「そんなに見ないで」


「………あ、ごめん」


ルイにつられて、私まで頬が熱くなっていく。

そんな状況に、いたたまれなくなって口を開く。



「あ、ねえ、ウィスタリアってことは、カインとノアとも一緒だよね。もしかして、ルイも王位継承者だったりする?」


ピクリとまつ毛を震わせ、瞳を見開くルイ………。

―――その表情で悟る。

知られたくないことを、ズバリ、当ててしまったと。

でも、この学園にいるってことは、そういう可能性大だもんね。

なので、構わず続ける。



「王位継承者って何人いるの?」


「三人………俺が第一、カインが第二でノアが第三」


「第一王位継承者なら、ルイが王様になる可能性が高いってこと?」


「俺は、王になるつもりはない」


「なんで?」


「………」


答えたくない―――その、拒絶反応をはっきり感じられた。

ひるみそうになったけれど、畳みかける。



「他になりたい職業があるからとか?」


「それ、答える必要ある?悪いけど、俺の領域に踏み込んでほしくない。マイン先生には関係ないから」


あ………また、あの冷たい瞳。

ズキンと胸が締めつけられる―――。







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