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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第24章 私立リアリン学園!8時間目~ルイ~




何なの?何なの!何なのよ!!!



怒りが込み上げて仕方ない。

昨日だって、何もされてないとはいえ、怖い思いをした。

その張本人に、更にこんな屈辱的なことをされて。

黙っていられるわけがない。

張本人―――黒崎。

ジル教頭は、違うって………?

どうして言い切れるのよ!

私の話なんか、まるで聞き耳持たないって感じで。



も~~お、あったま来た!!!





どの時間も、どこのクラスでも、同じように囁かれて。

けど、こんなことくらいで、めげてられない。

闘ってやる!

逆にメラメラと闘志が湧き上がってきていた。



それでも、生徒達の好奇な目に耐えられずに、心折れそうになったりもして。

やっと、すべての授業が終わった時には、グッタリと疲れ果てていた。





ズッシリと、鉛の塊を背中にしょっているみたい。

足取りも重く、校舎内を歩いている―――。



授業が終わって、すぐに職員室に戻ったけれど、ジル教頭はいなかった。

仕方がないので、今こうして、ジル教頭を探し回ってるとこだ。

いない。

いつも、職員室にいるくせに、なんだって今日に限っていないのよ!!







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