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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第24章 私立リアリン学園!8時間目~ルイ~




職員室で、購買で買ったパンをあっという間に食べ終えて。

なんか時間経つのが遅く感じられるのは、気のせいかな?



………ここで、こうしてヤキモキしていても仕方ない。

手持ち無沙汰なのもなんなので、立ち上がって資料室へと向かう。

資料室に行くのも初めてだから、先に行ってどんなか見てみよう!

校舎の外れにある資料室。



カラッ。



資料室の扉を開けると、教科ごとにズラリと棚が並んであって、先が見通せない。

奥行があるようだから、かなり広いんだろうな。



キョロキョロ………。



辺りを見渡して、『音楽』の棚を探す。



と―――。

奥の方に、人の気配が感じられる。



あれ、ルイ、もう来てるのかな?



「ごめんね、待たせちゃって………あ、と、ごめんなさい」


人影がチラリと見えてすぐ、ルイだと思って思わず声を掛けてしまったけど。

そこに立っていたのは、キッチリとした紺のスーツを着ている男の人だった。



………えっと、黒崎先生、だったかな。

黒すぎる髪を乱れのないオールバックにしていて、今どきな感じがないんだけど。

年配の人って、こんなもんかな。

それにしても………目つきが気になる。

細い三角な瞳が、人相悪く見えるんだよねえ。

人を見かけで判断しちゃいけないんだろうけど、どうひいき目に見ても、いい印象は持てない。







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