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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第22章 私立リアリン学園!~カイン~ 情熱編




「んっ………っふ」



隙間からこぼれる、マインの吐息。

俺の舌を受け止めようと必死で―――。

マインの舌を吸い、唇を食む。

熱くて、柔らかくて、甘い、マインの唇………。



なんだ、これ。

これって。

すげえ。

頭の芯が、ボーッとしてくる。

………こんなに、気持ちイイもんなのかよ?



クチュ、クチュ。



淫らに響き続ける水音。

空いた隙間から苦しそうに呼吸をするマイン―――。



ずっと、このまま、こうしてたい。

単純に、そう、思った。



けど。

俺は、だんだんと………。

やっぱり、それだけでは、満足できなくて。



―――もっと、欲しい。



マインのすべてを、奪いつくしたい。

熱に浮かされたかのように、意識が朦朧としてくる………。



それでも、俺は、確実に次は何をすべきかを心得ていた。

ゆっくりと、ブラウスのボタンを外しにかかる。



「………っは、あ。待………って」



マインの手が、俺の手に重ねられる。

すげえ緩い抵抗。

俺は、唇を離すと、余裕の笑みってやつを作ってみせる。



「服着て風呂入ってるヤツ、初めて見た」


「これは、だって、カインが………」



恥ずかしいのか、目を合わせようとしない。

真っ赤な顔をさせて、ウルウルした瞳からは、今にも涙が落ちそうだ。

そして、次の瞬間、マインは、意外な言葉を口にする。



「………なんで、こんな意地悪するの?」







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