• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第22章 私立リアリン学園!~カイン~ 情熱編




「は?」


今にも泣き出しそうな、か細い声で告げるマイン。



「意地悪って………これが、意地悪してるように見えるのかよ?」


「え………違うの?」



………本気で驚いた顔しやがる。

コイツの思考回路、一体全体どうなってんだよ?



「俺は、嫌いなヤツにこんなコトしねえよ」


「こんなコトって………」



確かめるかのように、唇を小さくパクパクと動かしているマイン。

その仕草が堪らなくて、鼻に額に頬にと、めちゃくちゃにキスをする。



「………ふ、ぁん、カイン」



俺の名前が、やけに甘く響く。

名前を呼ばれるのって、こんなに気持ちイイことだったか?



「マイン………マイン」



キスを顔中に落としながら。

俺も、マインの名前を呼んだ。

コイツにも、気持ちイイと思ってほしい………。



「なあ。俺がどう想ってるか、これで分かっただろ?」



耳元で囁き、耳たぶを甘噛みする。


「………ん、うん。けど………」


ゾクゾクと身体を震わせながらも、まだ反論しようとしているマイン―――。



「いいから、黙って俺に愛されろ」



再び激しく唇を重ねる。







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp