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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第22章 私立リアリン学園!~カイン~ 情熱編




そんなアイツ―――マインに、無意識に近づいて………どんな理由でもいいから、触れたくて仕方なかった。



『………マイン先生は、発音いいな』



さっきの自分のセリフが、頭に浮かぶ。

―――バカだろ、俺。

なにが、発音いいな、だ。

しかも、

『なあ………これが、フォーリンラブってヤツ、か?』

………って、わけわかんねえ告り方してるし。



マインは、俺がキスしようとしてるなんて思ってもいねえで。

キョトンとした顔してやがった。

アイツ、他の男にもあんななのか?

隙ありすぎだろ。



………さすがに、さっきは踏みとどまったが、今度あんな状況になったら、自分で自分を止められそうにない。

なんで、こんなに好きになっちまったんだろうな―――。







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