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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第21章 私立リアリン学園!7時間目~カイン~




「さすがだろう」


「やればできるんだから。最初からこれくらい頑張ってよね」


「そうする。もう追試はごめんだ」


「わかんないよ?また次の休み明けに日本語忘れちゃうかもだし」


「………ったく、一言多いんだよ………そうだ、お前も来いよ」


「へ?どこに?」


「次、俺らがウィスタリアに帰る時。一緒に来いよ。そしたら、日本語忘れねえ」



思いがけない提案に、私の心は躍る。

カインの国、ウィスタリア―――。

テレビや雑誌でしか見たことがないけれど、自然と街並みの融合する、観光地として有名な小国。


「別に無理にとは言わねえけど」


「行く!行きたい!」


私は、とっさに大声になる。



と。

ミシェルが言った、『王位継承者』という言葉を思い出す。



「あ、ねえ。カインが、いつか国王になるんだよね?」


「その可能性もあるが、王位継承者は俺だけじゃねえから」


「え、そうなの?」


「ま、そうなるようにガキの頃から教育されてきたけどな」



あー、なるほど。

育ちの良さが、にじみ出てるもんね。

王位継承者として幼い頃から期待されてきたのだろうし。

カインが育ってきた環境を想像することもできないけど。



………口が悪いのは、厳しく育てられた反動なのかな。





「カインがどんな所で育ったのか知りたいよ。いつからこんなひねくれ者になったのか、とか」


「お前な………ま、百聞は一見にしかず、だ」



うん、そうだね。

ウィスタリアに行ったら、きっとカインの違う面が見れるだろう。

それは、とっても楽しみだ―――。







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