第20章 私立リアリン学園!~ゼノ~ 情熱編
「あ、は………あ」
クタリッと。
快楽を味わった私の身体は、力が抜けていき、充足感からのため息をついた。
それなのに。
ゼノ様が、ふっと微笑み………その息で、私の敏感なソコは、またビクリと反応してしまう。
「んぁ、ん。だめ………ソコ、は、まだ………」
私は、必死に身をよじり、逃れる。
私の腰を掴み、再び引き寄せようとするけれど。
私は、右肘を立てて、力の入らない身体で懸命に起き上がる。
「待って、ゼノ様、私………」
ゼノ様の熱っぽい瞳が目に入る。
その瞳は、熱くユラユラと揺らめいていて………。
私は、ゼノ様の動きを制するよう片手を上げ、じっと見つめたまま、しっかりと上体を起こし、膝をついて座る。
それから、ゆっくりとゼノ様へと身体を屈めて………。
震える指で、腰へと手を添える。
「ゼノ様にも………気持ちよくなって、ほしい、です」
恥ずかしさを堪えて、そう言うと。
服の上からでも、はっきりとわかるほど膨れあがったモノに、おずおずと手を触れる。
………っ、すっごく、硬い―――。
そっと、撫でるように手の平を動かして、確かめる。
膨らみに顔を近づけ、鼻と唇を押しつけてみる。
―――こんなにも、熱い。
ゼノ様が、私の髪を優しい手つきで撫でる。
「口で愛してくれるのか」
「は、い………」
目を伏せながら、そう答えると。
ゴソリと。
ゼノ様のモノがあらわになって―――。