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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第20章 私立リアリン学園!~ゼノ~ 情熱編




「もぉ、やだ。意地悪です!!」



「あの時は、アルもいたからな」



「あ」



そうか。

アルバートに気づかれないように、配慮してくれてたんだね。

でも、それってアルバートが鈍感だったから、まだよかったってだけで。

ゼノ様が、しっかり意味をわかってたのは、事実。

やっぱり、恥ずかしい………。



伏し目がちな私の頬を両手で包み、上を向かせられる。



「生涯、側室を持つこともない。マイン。俺は、お前だけを愛している」



「………!!」



ゼノ様の唇が再び重なる。

その唇は、深く、激しさを増して―――。



やがて、熱い舌が、私の口内に滑り込んできた。



「………っ、あ、ふ………ん、ん」



―――舌と舌が、絡み合う。

口内をあちこちと弄られて、息が上がっていく………。



「………はっ、あ」


一瞬、隙間が生まれて、息をすると―――。

今度は、唇で舌を優しく吸われる。



チュ………ッ、チュ、チュ、クチュゥ。



何度も何度も、唇を挟まれたり啄まれたりが繰り返される。



ジワジワと、快感が全身に広がっていくのを感じる………。



そして、もう一度見つめ合って。

ゼノ様の唇は首筋を伝い、ゆっくりと下へと滑らせていく―――。







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