• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第19章 私立リアリン学園!6時間目~ゼノ~




荷物を置くと、私は台所に行ってみる。



―――まだ誰もいない。

夕食を作るってことだよね。

なんか楽しいなあ。



ほどなくして、明るい笑い声と足音が聞こえてきた。



「コンコーン、誰かいる?開けてー」



ドアの前から、声。



「あ、はい」



私は、台所のドアを開く。



と、そこには、大きなダンボールを抱えたユーリが立っていた。



「あー、助かった」



中に入ってくると、テーブルの上にダンボールを置く。

続いて、やっぱりダンボールを抱えたノアが入ってくる。



「けっこう重量あったねー」



二人の額には、汗が滲んでいる。



「ありがとう。二人は、サッカー部なの?」



「まさか。俺はゼノ様の手伝いだから、生徒会の助っ人だよ」


ユーリが笑顔で言う。



「んー、俺はカインの助っ人だから、生徒会とサッカー部どっちもかな」



ノアは、お米の入った袋をダンボールから取り出す。

ダンボールの中を覗くと、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、お肉にカレールー、レタスにきゅうりなどが入ってる。



「野菜は、学園の農園から採りたてをもらってきたよ」

「ほんとだ、まだ土がついてるんだね」

「うん、すっごい新鮮だよ。あ、ノア様、お米お願いしますね」

「りょーかい」



ユーリと私は、野菜を洗いだす。

ノアは、お米を研ぎ始める。







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp