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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第15章 私立リアリン学園!4時間目~アラレオ~




「で?何か、思い出してくれたんだ?」



レオが含みのある言い方をする。



「………アランの合宿の日、私達、新幹線のホームで会った、よね?」

「やっと思い出してくれたね。よかった」

「アランとレオは、覚えてたんだね」

「もちろん。マイン先生、『せっかくお兄さんが見送りに来てくれたのに、ちょっと言い方が冷たいんじゃないかなって』言ってくれたんだよね」

「………よく覚えてるね」

「だから、こんなかわいいコに会ったこと、忘れるわけないって」

「もう………」



また、かわいいって………。



けれど。

あんな、一瞬の出会いだったのに。

そう思うと、あれは、運命の出会いだったのかな、なんて解釈しちゃったりして―――。



「マイン先生は、どっちかというと俺みたいなタイプが好きなんだよね?」



「ん?どこからくるのかな~、その自信は」



私とレオは、笑い合う。





男子宿舎の前に着くと。

なんとなく、離れがたく思える………。



「今夜、そのワインあけるんだよね?いいな、俺もマイン先生とワイン飲みたいな。こっそり、マイン先生の部屋、行っちゃおうかな」



「………!!レ、レオってば!」



「マイン先生は、なんでも真に受けてくれるから、からかい甲斐あるなあ」



「もうっ!」



「あ、一緒にワイン飲みたいってのは、本音だよ。じゃ、また明日、学校でね」



レオが手を振る。







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