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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第14章 私立リアリン学園!~クロード~ 情熱編




………はあっ。



大きな呼吸とともに、快感の余韻に浸る。



けれども………。

それは、一瞬で、かき消された。



突然、大きくドアが開いたのだ。



「………!!!」



「おい、マイン、言い忘れたが………」



そう言って職員室に入って来たのは、クロードだった。



私は、慌ててスカートの中から手を抜き出す。



やだ。

なんで、クロードなの?

こんなコトした、すぐ後だっていうのに………。



「鍵を閉めたら守衛室に預けるって、教えてなかったよな?」



「………うん………そっか、わかった。そうする」



早くいなくなってほしい―――。

そう、思っているのに。



「いつまで書いてるんだ?余計なことは書く必要ない。ごめんなさい、もうしません。一行そう書いて提出しろ」



「うん、わかった。そうする」



………返事が、適当になってる。



そんな私に、不思議そうな顔をして、近づいてくるクロード―――。



「顔が赤いぞ、大丈夫か?」



「大丈夫っ!なんでもないから!」



つい、大声を出してしまった。

その声に自分でも驚いてしまう。



どうしよう。

これじゃ、なにかあったって、言ってるようなもんだよ………。



「………ふーん、そうか」



クロードは、意味深な笑みを浮かべて、続ける。



「マインが、そんなに俺のことを想ってくれていたなんて、な」



「な、何言ってるの?」



グイッ。



右手首を掴まれたかと思うと。

途端に、クロードは、私の人差し指と中指を口に咥える。



………っ!!!



「ちょっとっ!?」



「この指で合ってるか?」



「………な、それって、どういう意味………」



「美味いな………」



しっかりと指の付け根まで口に含み、伏し目がちにしゃぶり続けるクロード。

私の指は、クロードの唾液でビチョビチョになっていく。






「や、やめて」



「やめない」



そう言って、顔を上げたクロードは、ゾクゾクするくらい、妖しい瞳を揺らしていた―――。







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