第14章 私立リアリン学園!~クロード~ 情熱編
クロードを思い浮かべながら、ゆっくりとショーツの中に手を忍ばせる。
「あぁっ………ん」
自分でも驚くほど、グッショリと濡れそぼっていて。
指で押し広げて、小さな突起を探りあてる。
これが………クロードの、あの長い指だったら………。
クチュ、クチュ―――。
静かな職員室に、小さく響く水音。
ぁん………気持ちいい。
はぁ、はぁ………。
呼吸が乱れていく。
ずっとこの強い快感が欲しいはずなのに、刺激が強すぎて時折、指の力を抜く。
トントンと指の腹で振動させる。
その度に、全身がビクビクと震える。
―――イキたい。
強く、願うけれど。
なんでだろう。
あと少しなのに………絶頂に、たどり着けない。
目を閉じて、意識をもっと指に集中していく………。
「あん………クロード………」
そう、声に出してみて。
その瞬間、熱い液がジュワッと溢れ出した。
夢中で、指を小刻みに動かす。
「あっ………ああっん」
私は、唇を噛みしめる。
んっ………ん。
声を押し殺して、指を動かし続ける。
もう何がどうなってるのか、考える余裕がない。
ただ、ひたすらに、自分の指をクロードの指だと思い込ませ………。
なすがまま、高みへと駆け上がっていく――――。