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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第1章 皆でお祝い♪ ゼノ様バースデー!




その言葉に、私は、もう一度、唇が触れるだろうと期待して、目を閉じた。

けれど、その期待に反して、ゼノ様の唇は、首筋をゆっくり這っていき―――。

その甘美な刺激に、身体を震わせる。

ゆっくりとドレスの肩紐をほどき、鎖骨を撫でた指先は、そのまま下降し、手のひらで私の胸を包み込む。

「………っ………ん………」

感触を楽しむように、ゆっくりと優しく揉みしだかれる。

現実感が遠のいてしまいそうに思え、ゼノ様の背中に、腕をまわす。

ゼノ様………こんなにも、熱い。

私と同じようにドクドクと強く脈打っているのが、しっかりと感じとれる………。

やがて、ゼノ様の唇は、胸へと向かい―――。



「―――っ!………ん、ぁっ………」



ドレスを引き下ろされ、露わになった胸元に口づけられる。

ぷっくりと主張をし始めた、胸の先端に舌先が触れたかと思うと、強く吸われ、転がされる。



ジュッ………ジュル、ジュッ―――。



ゼノ様の舌の動きに合わせて、厭らしい音が響く―――。



「あぁ………はぁ………ん」



熱い舌に、翻弄され続けている。

―――私は、深い、甘い、ため息をつく。

ゆっくりとゼノ様の手が、更に下へと滑っていくのを感じながら………。

期待と興奮が入り混じって、どうしようもないほど胸が高まっていく―――。







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