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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第11章 私立リアリン学園!2時間目~ノア~




私は、ゆっくりとノアに近づいていく。

両手を頭の上に組んで枕がわりにして、仰向けに寝ている。

その顔は、穏やかで優しい。

ノアのすぐ横まで来ると、静かにその場に座った。



………起こした方がいいよね。

いや、まだ昼休みだし、寝かせておいた方がいいのかな。

けど、このままだと絶対に5時間目も出ないことになりそう………。



「もう、こんなだから落ちこぼれの問題児って思われるんだよ」



私は、小さく呟く。



あの順位表を見てなかったら、私、今でもそう思ってただろうし………。



それはさておき。

どうしよ。



私は、隣りで一人ヤキモキしていると。



「マイン先生?」



ノアの、のんびりとした声が、私を呼ぶ。



「あ、起こしちゃったね………え、ちょっ、と」



ノアが、ムクリと上半身を起こしたかと思うと、私の膝に頭を乗せて、また横になる。



「やっぱり、マイン先生の膝枕は、気持ちいい」



「は?何、勝手に………」



私は、焦りながらノアの頭をペシペシと叩く。







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