第11章 未知との遭遇
「これ!オールマイト!!わずか、1時間で3件の事件解決!!」
根津の声にビクリと肩を跳ねらすオールマイト
根津はその後、お茶を入れ、ながら、長い話を始める
話が………長い
それにしても、
連絡がつかないのは、おかしいよね……
入口側、13号と共にいるメンバーは
黒い霧に近づかれながらも、距離を保つ。
飯田が障子の個性を使い、全員の安否を確認すると、
目の前の敵に集中する。
「物理攻撃無効な上……ワープなんて!!」
13号は生徒たちの方へ振り返り状況的に応援を呼ぶべきだと判断し、飯田に叫ぶ!!
「委員長!!君に託します!学校まで走ってこの事を直ぐに学園に連絡してください!!!!」
13号の支持に戸惑う飯田
「な!ッ………」
「警報もならず電話も圏外になっていました!警報機は赤外線つき……イレザーヘッドが下で個性を消し回っているにも関わらず……無作動なのは…
…恐らく……それらが妨害可能な個性がいて、即座に隠したのでしょう……とすると……それを見つけ出すより!君が走った方が早い!!」
「クラスの皆を置いていくなど委員長の風上にも!!」
そう飯田は反論するが、そんな彼の背中を砂糖が後押しするように言った。
「行けって!!非常口!!外に行けば、警報がある!!だから…こいつらはここだけで事を起こしてんだろ!!」
構える砂糖に、続き、瀬呂もヴィランに向けて拳を構えた。
「外にでれりゃ!おって来れねぇよ!!お前の足で!!このモヤを振り切れ!!」
飯田は二人の言葉に、真っ直ぐドアを見つめる。
「救う……為に…個性を使ってください!」
13号は飯田に全てをたくすと、生徒達の前へ出た。
目を見開く飯田は、拳を握りしめる
皆を置いていく何て……だが……今は……
「食堂の時みたいに!!サポートなら頑張るから、お願いね!!委員長!!」
麗日も強い瞳を彼に向け、
彼は、飯田はそのすべての意志を受け取ると…
個性を発動する……
「手段が無いとはいえ……敵前で策を語るアホがいますか!!」
「バレても問題ないから語ったんでしょうが!」
13号のブラックホールと黒い霧の交戦……
「ブラックホール!!!!」
さぁ……反撃の時だ!!