第8章 爆豪のスタートライン
5虚言少女
耳郎の言葉に皆気づく。彼女という存在の違和感を……
そうだ……俺達……私達は彼女の事を唯一何も知らない……話した事はあるが、絶対的壁のようなものをいつも彼女は張っている。
そして…モニター側が彼女を知りたいという知識欲に誰もがさらにモニターに釘付けとなった。
そして…八百万が数分足らずで罠を全部突破し、彼女の元に来れば、喝采を浴びる。
「凄いね……まさか……罠を全部破って来ちゃっうとは思わなかった」
「愚策でしたわね……私の個性が創造なのをもうお忘れですの?……」
「いや…忘れてないよ
…だから……ちゃんと、罠を選択したんだから」
選択した?……どういう……
彼女の考えがわからず、八百万は彼女を睨みつける。
彼女はその視線を気にはせず
核をさわりながらに彼女の視線に応えた。
「そうだね……正確には、罠は時間短縮で、もあり、君がどの割合で武器を創造するのかを見たかったからかな?」
「割合…」
見ていた?先ほどから、私達の方に彼女は姿を表していなかった。
なのにどうして……彼女はこんなにも余裕そう何だろうか……
「いくら……貴女がどんな優れた個性であっても、勝たせてもらいますわ!!」
刀を構える八百万……
そして、彼女は、またふわりと、彼女の目の前に現れる。
「え……」
一瞬だった…彼女が八百万の元に近づいたのは…
「作るため、の時間……本の数秒……八百万百さん……は隙ができるね……
でも…こんな物騒なもの貴女には、似合わないさ……」
彼女はそう言うと、八百万の肩に今度は触れた。
すると、八百万は再び驚く。自分の身体が全く動かせない。
「君が峯田和伸君を置いてくるのは分かっていたここは5階……だが、彼がいるのは、3階……到底時間には間に合わない……」
「不覚ですわ……なるほど…それが貴女の狙いでしたのね……でも…これは戦闘訓練です。何故、私を倒さないの」
「何故?………だって……誰も傷つけたく無いからね……」
そして……時計の音がなり響き
結果は、
「タイムアップ!!!!勝者ヴィランチーム、」
彼女はオールマイトの声を聞くと彼女はもう一度、八百万に触れる。
「もう……動けるはずさ……」
「完敗……でしたわ……」