第8章 爆豪のスタートライン
4、他者の実力③
リラはネズミが消えた事を確認すると、他の生徒達の試合に目をうつす。
ちなみに彼女の訓練はこれらの最後だ。
…今の訓練者は
BとIチーム
Iチームの葉隠れと白尾は4階で待機し、
ヒーローチームはビルで障子が場所を探知しようと、
個性である触手で自身を再生し、周りの音を聞く。
「4階の中央に一人……もう一人は同階の何処か……一人は裸足……透明の奴が伏兵で捕らえるかかりか!」
それを轟は聞くと
涼し気な顔で障子に言う
「あんたは、外に出てろ……あぶねえから……」
「ん!?」
そして、彼は…彼の個性なのか、半分を氷を纏っており、そちら側の手を壁へ押し当てた。
「向こうは防衛戦何だろうが……俺には……関係ない……」
一瞬にして、氷つく、ビル
ヴィラン側は足を凍らされ、うごく事は出来ない……
数分後轟は核のある白尾がいる階に現れ、
動こうとする白尾
しかし…轟はそれを止める。
「動いてもいいけど……足の皮剥がれちゃあ……満足に戦えねえぞ!」
それくらい彼の氷は協力で、白尾は立ち尽くす事しかできなかった。
ヒーロー側の勝利という声が響き、2番の訓練は終わる。
モニター側はその一瞬で終わってしまった訓練に驚き、余りの寒さに肩を震わしていた…
轟はその声に核まで行くと、今度は反対側の手を核に押し当てる。
すると、今度は、みるみるうちに氷が溶けていった。
彼の個性は半零半熱……彼もまた推薦入学者の一人だ。
「ごめんな……レベルが違いすぎて……」
BとIの訓練も終わり、
その他の訓練も無事、
それぞれの個性が見せ優秀だった。
そして、最後のチームが終われば、いよいよ、リラの番だ。
彼女はヴィラン側の場合とヒーロー側の場合両方の訓練をやるらしい……
まず、ヴィラン側の場合のヒーローは
C……八百万と峯田のチーム
彼女がヒーローの時はBチーム、轟と障子
のチームだ……
さぁいよいよ、彼女が個性を本格的に使う時、
さぁどうなる結果はいかに