第8章 爆豪のスタートライン
2、デクとかっちゃん④
「彼女と当たったチームは、彼女が敵の場合は、二人で彼女を倒す。」
「彼女がヒーローなら……君達は二人で、彼女を攻撃か拘束して貰おう。」
彼女はそう伝えられると……目を見開く。
「てッ事は、私は2回やるんですね……相手の子も何処か2組は2回なのか……」
「そうなるね!!」
オールマイトの説明に再び視線が集まる彼女は実に冷静だ。
すると、蛙吹が今度彼に質問した。
「基礎訓練無しに?実践?」
「その基礎を知る為の実践さ!!但し、今度は、ぶっ壊せば、終わりのロボじゃないのが味噌だ!!」
さぁ……いよいよ……始まりか!!
が……訓練は何故だか、始まらず、今度はオールマイトへの質問の嵐…
これは、流石に聖徳太子もお手上げだ。
だが、彼は…それを全て聞いた訳じゃないが、
ちゃんとした試験の説明をカンペを見て行う。
「状況設定はヴィランがアジトの何処かに核兵器を隠してヒーローはそれを処理しようとしている
ヒーローの目的は、時間内に核兵器を改修…または、ヴィランを捕まえる事が目的だ
……ヴィランは制限時間までに、核兵器を守るか、ヒーローを捕まえるかが勝利の鍵だ!」
「コンビ及び対戦相手はクジだあ!!!」
そう、それぞれが、クジを引き、チームが決まる。
まぁリラには関係ないのだが……
A、麗日と緑谷
B、轟と障子
C、八百万と峯田
D、飯田と爆豪
E、青山と芦戸
F、口田と砂糖
G、上鳴と耳郎
H、蛙吹と常闇
I、尾白と葉隠
J、切島と瀬呂
そして…最後が……リラだ……
チームを発表し、今度は、最初の対戦チームを決める。
こちらもクジで…
…最初のチームは……
なんと、AとD
この組み合わせに、見合う爆豪と緑谷……
二人は確か、幼馴染と聞いた。
そんな二人の対決……さぁ……一体……どんな戦いを見せてくれるのだろうか