第6章 ようこそ!ここが雄英高校ヒーロー科だ!!
2、波乱の個性把握テスト!?
そう相澤による紹介は
…クラスメイト全員が驚いた。
同じ1年だった事もそうだが、何より、彼女が特待生推薦枠に受かった者であった事にだ。
「え?……特待生推薦枠って!?去年から出来て、普通の推薦と違って、かなり難しって聞いたぜ!?受けたやつも多くって、200人から一人を選んだって聞いてたけど……まさかこいつが!?」
「信じられねぇ……こいつがそうなんだ……」
「因みに、こいつの入試成績は…堂々のトップ……筆記満点で実技もほぼ満点だな……」
満点……その言葉に。
「満点!?」
「へぇ!!ぶ潰しがいがありそうじゃねぇか!!」
「じゃあ……とりあえず……リラ見学でやったやつと同じだから……ほらよ……」
相澤からボールを貰い、彼女は何かを呟く。
「………fly ball……」
そして、思いっきり、腕を振り投げた。
「まず……自分の最大限を知れ………」
その結果は………測定不能……
「あ……やりすぎた………」
「凄いな………なんだ…彼女の個性は……」
「すッ……ごい!!!ねー……あの子何者!!」
「じゃあ……こいつのように、全員……個性を使ってやって見ろ………」
相澤の言葉に胸を踊らせる生徒達……
そして…誰かが面白そうだと、
言った。
その時、相澤は彼等にニヤリと笑い、ある提案を出す。
「面白そうか……ヒーローになる3年間そんなはらずもりでいるつもりかい………よし……八種目トータル成績最下位の者は、見込みなしとして、除籍処分としよう!!」
除籍……それは去年…相澤が彼等の先輩である1クラスをリラが見ているばで言った事と同じ事………
まぁ……去年は…容赦なくその場で全員除籍してたけどね……
「生徒の移管は俺達先生の自由……ようこそ!!これが雄英高校ヒーロー科だ!!」