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天体観測
第1章 1
「お疲れ~♪」
ドアの陰に人影が4つ。
しかも笑顔で、手を振っている。
・・・・・・昼間にも見た顔や。
「こ、こんな所で、こんな時間に何やっとん!?」
噛みながら俺が訊くと、4人はそれまでの満面の笑顔から一転してニヤリとした。
「「「「決まっとるやん。───kiyoの邪魔をしに来たんやで」」」」
ピッタリ重なった声に、俺は脱力した。
その様子を見た4人は、してやったりという様に、互いに顔を見合わせている。
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