• テキストサイズ

【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第1章 ドントタッチミー



「…大丈夫か?」


『あ、え、はい

ありがとう…ございます』


そう会話している間も人に押されて更に体が密着してしまい
そうなると、否応無く胸を押し付ける形になり


『んっ』

息が苦しくて声が出てしまう

『あの…ご、ごめんなさい』

「…いや、大丈夫だ…」


大丈夫といいながら、彼の顔は真っ赤じゃないか

俯いているものも、胸に収まっている私からは赤い顔が丸見えなわけで

つられて私も赤顔してしまう


(よくみると綺麗な顔…

ってそんな事考えてる場合じゃないよね)


間もなくヒーロー科の生徒によって、この混乱は納まり

紅白の髪色の男の子と寧々は、気まずい雰囲気の中お礼を申し上げ、別れた


「寧々!」

別れた後すぐ、物間が顔面を蒼白させ、寧々に近寄ってくる。

『お、お兄ちゃん!』

「大丈夫だったか?怪我とかしてないか?!」

『うん、大丈夫!お兄ちゃんも大丈夫?』

「大丈夫だ、ブザーなってすぐ、探したけど居なくてヒヤヒヤしたよ」

はーーーと安堵したようにしゃがみ込む兄

『ごめんね、心配かけて』

寧々も同じようにしゃがみ込んで
視線を合わせて笑い合う







やっぱりお兄ちゃんは私のヒーローだ


/ 436ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp