• テキストサイズ

【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第10章 エクスキューズミー




演習試験で、勝己が倒れたって聞いて

急いで救護に入った


個性の激しい使用による消耗だったから
自然治癒を待つことに…


意識はまだ戻らず、スヤスヤと寝ている勝己に付き添っていると、不思議な気持ちになる


『勝己でも、倒れたりするんだ…』
ポツリと呟いてみつめた寝顔は可愛いのに…

なんでいっつもあんなに、不貞腐れた顔してるんだろ


いつもシワの入ってる眉間を指でツンツンすると


「ん…んんー」

少し唸って勝己の目が薄くあいた。


『ごめん、起こした』

「寧々…」


寝ぼけ顔の勝己がキスをしてこようとするから、両手を口の前にブロックして、迫る唇を遮断した。


『ダメ!上書きコピーされちゃう』

「あ゛?個性のコピー中はキス出来ねーのかよ」

『うん、だめ
勝己の個性に上書きされちゃう』

「チッ、なら林間合宿中ずっとかよ」
勝己が不機嫌ヅラでベッドから起き上がると


「キスできねぇって言うなら」

そう言いながら、座っている私の太ももに手を伸ばしてきた。


「身体触らせろ」
するする撫でられる内もも、ゾワゾワした感覚に頬が暑くなった


『っ!勝己だめ…』



ガラッ

扉を開ける音がして

「かっちゃん大丈…ぶ!!!?」


緑谷くんと目が合う


『み、みどりやくん!//////』

「//く、クソナード!見てんじゃねぇ、殺すぞ!//」



「あ、あのごごごごごめん!!!!」

ピシャン!
緑谷くんは盛大にあせって、顔を赤青させながら扉をしめた


「あんのクソナード殺す!」

『いや、こんな所で襲ってきた勝己が悪い!
緑谷くんに危害加えたら、3日間口聞かないからね!』


乱れた制服を治す

変態爆殺王め…


/ 436ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp