第51章 アポロジャイズフォーミー
完全に動かなくなるショッパー。
ドサッと地面に倒れ、ピクリともしない……。
「嘘だろ…ショッパー!オイ!起きろや!」
爆豪が叫ぶが、目の前の男からの銃撃に篭手を向ける。
使い切りの爆破で応戦していては、ショッパーを助けるどころかいよいよ自分も危ない。
「さぁて、次はあんたら殺さんとな…
さすがに雄英さん所の餓鬼は違うなぁ…
じゃけど、高校生に倒されたってのは、メンツがたたんじゃろ?」
ショッパーから引き抜いた登り龍の頭が二つに分裂する。
「てめぇ…よくも!」
爆豪はその龍に向かって爆破をするが威力が愕然に弱い、冷却の個性のせいでほとんど汗が出ず、
轟が爆豪に向かって火を送ろうとするが、間に合わない
2人に迫り来る龍頭、
大きく口を開けると、顎の大きさは、縦3メートルは優に超えていた。
轟は氷結を生み出し、迫り来る龍と自分との間に氷壁を作る
一方爆豪はまるで動けなかった。
轟は直ぐさに、爆豪を守ろうと、彼に向かって氷結を作る
が、龍の速度には間に合わず、大きく開かれた龍顎が、爆豪を捕えんとした。