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【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第6章 ハグミー




『私ね、個性の事で嘘ついてたの
焦凍だけじゃない、勝己くんにも、みんなにも…

でも焦凍は、私に本当の個性の事話してくれた

言いたくなかった事正直に…


だから私も言うね』


「それはつまり、物間寧人とは違う個性ってことか?」


『同じだけど違うの…』

心を決めて、一呼吸置く


『私の個性は『キスミー』
基本的にお兄ちゃんと同じ、相手の個性をコピーできる

違うのは、コピーの時間制限がないこと

そして、発動条件は…口にキスすることコピー解除もキス、

キスした相手の個性は私の意志とは関係なく、私にコピーされるの』



「…それで爆豪からキスされるのを拒んだのか」



『うん…
あんな膨大な力、私の体で制御できるかわからなくて…』


「そうじゃなかったら、拒まなかったのか?」


なんだろう、焦凍怒ってるのかな


『…どういう意味?』



「…寧々」

焦凍の手が太股に置かれ、もう一方の手で腰を寄せられる


「少し痛いかもしれないが…悪ぃ」


そう言われて左の首筋にピリッと痛みが走る


『っ!』



首元から口を離した焦凍は冷気を孕んだ息を吐いた


「悪いが俺も付けさせてもらった、

低温火傷みたいなもんだ
今は赤いけど、消えたら跡はのこらないから安心しろ」


『これは…』


「俺は明日、過去を精算してくる

そうしたら、再度俺と爆豪、選んでくれ」


『焦凍…』


「俺は二位に甘んじた

だから、今はまだここで我慢する」



チュッと頬に口付けを落とされる


『なっ///////』


「可愛い顔をしているのが悪ぃ

されたくなければ気をつけろ」

焦凍がフッとわらう



『うぅ…そんな理不尽…』





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