第46章 コンファインミー
寧々の耳の先端にゆっくりと舌を這わせて、指と指を絡ませる。
もう片方の指先でつまみ上げた先端をくにくにと嬲れば、小さい嬌声が上がった。
『しょうとぉ…♡』
声に甘さが混じってきて、ホッとする
「あぁ」
軽く返事をして、彼女が望む場所を愛撫した。
恥肉を指で溶かして、見つけ出した芯芽を優しく撫でる。
『あっ♡あ♡あん…♡』
細い腕が首元に絡んで抱きしめられた。
2人の距離が近くなって、熱く滾った自身が寧々の太ももに擦れる。
「寧々……俺が…守ってやるから…」
『うん…っん♡
焦凍…嬉しい…好き、焦凍♡すきぃ』
寧々の目がトロンととろけて俺を見つめる。
同時に溢れてきた蜜を指に絡みつけて、熱くぷくりと膨らんだクリトリスをもっとゆっくりゆっくりと撫でた。
『よしよし…やぁ♡きもちいい、よぉ…』
「寧々はいい子だからな、沢山褒めてやんねぇと」
『…ッあぁ…♡ホント…?私、いい子…?』
「いい子だろ…お前は優しいし、可愛い…誰にもお前を責めさせたりしねぇ…」
耳元で甘く囁きながら、轟は芯を撫でたまま一本だけ指を中に入れる。
『ひぅあ♡♡♡っん』
その少しの刺激で、寧々のヒザがガクガクと震えた
目の前がチカッチカッと光って、頭がホワッと浮かび上がってしまいそう。
『らめっ…それ以上よしよしってされたら、出ちゃう…っ!』
「出していい、布団の替えならある」
『そっじゃ、なくてぇ…ッッッ♡』
寧々の喉が反り始めた、絶頂が高いのだろう。
けれど、轟は愛撫を強めるわけでも、早くするわけでもなく
ただ指の指紋でゆっくりと撫で続けるだけだ。
まるでマッサージするような、その優しいタッチに、寧々は首を横に振ってしゃくり上げる。
『も!でる…で…ちゃ…ぁあ゛あっ!!!ーーー♡』
轟の指先に温かい液体がかかったが、それでも轟は指を止めることなく動かし続ける。
『しょ…とぉ…♡イってる…の、私ぃ…イってるから…やめっ♡ん♡』
「何回でも、イけるだろ
全部忘れちまうくらいイけばいい」
寧々の開きっぱなしになった唇を轟が塞ぐ。
無言のまま、声を轟の口内に吐き出して、寧々はまた果てた。