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【ヒロアカ】キスミーベイビー【轟、爆豪、物間】

第4章 フィールミー



〜爆豪side〜


「クッ!」

後ろからスルリとハチマキが取れる

「単純なんだよ、A組」

振り返ると物間寧人

爆豪「ッんだテメェ!コラ!返せ殺すぞ!」

物間「予選では本気出さずに、中位に甘んじて下克上
賢いでしょ」
ニヤリと笑う物間は真っ黒なオーラを放っている

爆豪「…クラスぐるみか」


物間「いい案だろ?
かりそめの頂点を狙うよりさ、第三種目まで体力温存2位に甘んじるのも計画のうち

ボクの目的はお前を一位にさせないこと、だけどね」

物間「テメェ…」



物間「君、有名人だよね
ヘドロ事件の被害者

今度参考に教えてよー、年に一度ヴィランに襲われる気持ちってのをさ
そんな危ないヤツ、寧々に相応しくないよね
巻き込まれたら大変」


バカにしたように言う物間


完全にブチ切れた、寧々の兄貴とか関係ねぇ、ぶっ殺す
爆豪「…切島ぁ…予定変更だ」


切島「おちつけって爆豪!」
クソ髪が言ってくるが、何を言われようとコイツはぶっ殺す

爆豪「安心しろ、俺はすこぶる冷静だァ!」

切島「頼むぞ、マジで」


爆豪「死ねぇ!」
物間の顔面めがけて突っ込むが、手を払われてしまう

体制を立て直そうとした時、
今度は物間の手から爆発が起き、もろに食らってしまう

物間「うわぁ、いい個性だねぇ」


爆豪「クソが!」
また爆破しようとするが、今度は硬化で防がれてしまう

物間「ホント、いい個性だよ ぼくの方がいいけどさぁ」

爆豪「こいつ…コピーしやがった」



物間「正解、まぁバカでもわかるよねぇ
っていうか、その様子だと寧々の個性もしらないんだ?」

爆豪「…ッチ」

物間「図星か、まぁ寧々がお前なんかに教えるわけないもんねぇー

ぼくのかわいい寧々の個性は、特別なんだからさ」

言い返そうとした時、目の前にボンドが撒き散らされ物間と俺の間を裂いた

その間に逃げられ、しかも去り際に


物間「怒らないでね? 先に仕掛けたのは君だろ?

えーっとなんだっけ?廊下で言ってた恥ずかしいヤツ…
1位になって、寧々をオレのモノにするーとかだっけ?ごめん、忘れちゃった!おつかれ!ハハハ」



1位だ…俺がとるのは

ただの1位じゃねぇ!
完膚無きまでの1位だァ!!



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